火山の噴火

最近はハワイの火山噴火がニュースでも話題になっていますね。普段はあまり意識することがありませんが、自然界の力というのは時に恐ろしいものです。日本でも台風や地震など、大きな災害に直面することが多くありますし、災害に対して備えられる部分はしっかりと備えておかなければなりませんね。ハワイでは海岸まで流れ着いた溶岩が海水と化学反応を起こして塩酸の雲を発生させているとか。本当に凄まじい世界です。

火山と言えば日本でも昔、雲仙普賢岳の噴火などがありましたし、山岳地帯に近い所では活火山があるなど、場所によっては注意しておかなければならないようですね。

富士山は噴火するようなイメージはあまり無いですが、以前テレビを見ていたら、そう遠くない将来に噴火する可能性があると聞いて驚いた覚えがあります。日本の象徴の一つでもある富士山が噴火するなんて考えただけでとんでもない大事ですが…。火山が噴火すると当然、大量の火山灰が降ってくるわけですけれども、これが都市機能を麻痺させると初めて聞いた時は驚きましたね。道路に積もって車が走りにくくなるだけではなく、鉄道の線路に積もると線路の電気回路がショートして信号が正常に作動しなくて、電車を走らせられなくなったりとか、送電網でもショートや機器の故障を起こして大規模な停電を起こす事もあるとか…。水道も下水が詰まったり、上水道も水質低下などが起きるそうですね。よく考えたら、東京ではちょっと数センチの雪が降ったくらいでも大変な騒ぎになったりするわけですから、火山灰なんて降った日にはとんでもないことになるわけですね…要するに、溶けない雪が降ってくるようなものだと考えたら恐ろしいです。

火山噴火も相当に大規模なものになると、気候変動まで引き起こすことがあるようですね。太陽光を遮るせいで、常に曇ったままのような状態になって、気温が低下したり、農作物にも影響が出るそうで。もっとも、そこまで行かなくても、火山灰が降ってきたせいで農作物が育たなくなったり出荷できなくなったりすることもあるそうで、農家の方にとっては本当に大変ですね。日本では色んな災害が発生しうるわけですし、その中で私達の食卓に並ぶ食材を頑張って作っている農家の方々への感謝を忘れないようにしないといけませんね。

しかし実際、火山が噴火なんてしたら、影響する範囲が広すぎて、どこへ逃げたらいいかとかもよく分らないですよね…