花粉症には減感作療法?

ここ数日、花粉症の自分には大変辛い日々が続いています。
今年は結構酷いみたいで、職場の同僚達とも花粉症が話題に登ったり、今年初めて花粉症にかかったという人もいました。

そういえばアレルギーが発症する例えとして、「アレルギーバケツ理論」などというものがあります。
自分の持っているアレルゲンの入れ物、つまりここではバケツに例えるわけですが、バケツにアレルゲンがあふれると突然発症する、ということだそうで、自分もこの理論はかなり前から聞いていたし信じていました。大人になってから発症するタイプはこのタイプだとずっと思っていたわけですが、先日、かかりつけの耳鼻科医がそれはちょっと違うんだよとおっしゃっていたのです。

じつは理論的には間違っているようで、というのも最近免疫治療として成果を上げてるらしい「減感作療法」が成り立たなくなってしまうからだそう。
「減感作療法」は症状を起こさない程の微量の花粉アレルゲンエキスを週1~2回だけ、3~4ヵ月程度継続して注射して、アレルゲンの耐性を徐々につけていくというものです。
ですからバケツ理論が成立してしまうとアレルゲンを身体に微量でも溜めていく治療法はかなり危険なものとなってしまいます。
とはいえ、アレルギーを引き起こすのには闘値というものが関係していてなかなか複雑な話なのでバケツ理論が完全に間違いかというとそうとも言えないようです。

毎年薬に頼るのもなと思っていたのでなんとか治したいのですが...友人に鼻の粘膜を焼いて花粉症の治療をしたのがいましたが流石に自分にはその勇気がないので(笑)この減感作療法はちょっと、いやかなり気になります。
妻も花粉症だから一緒にやってみようかな?とか考えてみたり。娘は幸いなことにまだ発症していませんが...できればこの辛さを味わわせたくはないなと思う今日此の頃.です..。