危険？安全？熟成肉

おはようございます。竹沢篤です。
「熟成肉」をみなさんは食べたことがありますか？私はまだ食べたことも、お目にかかったこともありません。
「熟成肉」とは牛肉などを寝かせてうまみを引き出したものですが、東京都が初めて実態調査を行なったところ、なんと熟成期間など店によって大分ばらつきがあったそうです。

統一されていない熟成期間

その熟成期間も特に業界内で統一されていないようで、大半は28日前後でしたが全体をみると14～100日とかなりの差があります。
しかも熟成をすることによって肉にカビが生えますが、それを取り除く作業では目で確認するだけだったようです…。しかも調査でさらに衝撃的なことが分かりました。

腐りかけの肉を売っている

まぁ失敗して肉を腐らせる...てことはあるかもしれません、ですがこの熟成肉を生で食べるという間違った認識の事業者もいたそうです。信じられません...。
悪質な店舗では腐敗に近づいている肉を「熟成肉」として売っているお店もあるとのことで、他にも熟成の過程として空気に触れさせながら熟成したものを「熟成肉」というのに対し、空気には触れさせず真空パックで冷蔵期間を少し伸ばして「熟成肉」として売っているという店もあるとか。
しかもこのような悪質な店は割りとあるようなので知らず知らずのうちに騙されているといる危険があります。

本物は美味しい

とはいえちゃんとした、本物を提供しているお店のものはとても美味しいらしく、うまみのアミノ酸も熟成前と比べると5～6倍になるそうです。
偽物は怖いですが、本物はぜひ食べてみたいですね。ただ値段がやっぱり高い...ですが4月にあの吉野家が牛丼の肉を熟成肉に変えるらしくこれは凄い楽しみなことです。
食べれたらどんな味だったか食レポしてたいと思います。