娘のピアノ

我が家には小学校三年生になる娘おり、妻の意向で小学校に入った頃から近くのピアノ教室に通うようになりました。

先生も優しい方のようで娘も毎週楽しく通っています。家でも「今日はこの曲を弾いた」などと私によく聴かせてくれたり、レッスンの様子を教えてくれたりしてくれます。私は全く経験のないことなのでとても興味深く聞いています。
何より、娘が楽しそうにしているのがとても嬉しいです。
発表会というのも初めて聴きに行き、当日娘はいつもは着ないドレスを着て、髪の毛を妻にセットしてもらっていたりとてもご満悦でした。
ピアノの腕前も始めた頃よりはかなり上達していて、子供の色々なことを吸収する力というのは眼を見張るものがあります。

そういえば上司の娘さんで音楽大学に進んだ方がいるようでいろいろと話を聞くのですがかなり大変なようです。
毎日何時間も練習するのは当たり前ですし、受験をするとなると入りたい大学の教授に教えを請いに行ったり、もし離れていた所に住んでいたら遠征費だけでもかなり費用がかさみます。
ステージに立つためのドレスも必要ですし、学費も医学部と同等...と聞きました。狭き門のようでその道でプロとしてやっていくのもほんの一握りしかいないようです。

一家の大黒柱としては、娘が将来もしそのような道に進みたいとなった時にどうしたものかと思ってしまいますが、色々なことに挑戦し、広い視野で物事を考え、納得のいく人生を歩んでいってもらいたいなと思います。


今回の発表会の曲は少々難易度が高かったようですが、本番はミスもなく弾き、満面の笑顔で拍手を浴びる娘を見て、なんでも継続し、練習をかかさずすることが大事だなということを改めて教えられました。